山を登ったところ,山頂にミカンの木があり,おいしそうなミカンが一個だけなっていました。その者は登山でのどが渇いていてミカンを食べたいと思います。しかし,「食べたら誰かに怒られないか。」「腐っていないか。」「そもそも一個だけあるのはおかしい。きっと,他の人も食べなかったんだ。」「山を下ればミカンはいくらでもある。」などと考えてなかなかミカンに手を出しません。
すると後から登ってきた人が「あー。おいしそうなミカンがある。」といってパッととって食べ,「あーおいしかった。」といって食べてしまいました。
最初に見つけた人が「僕が先にみつけたんだ。」と言っても手遅れです。
ビジネスでもこういう場面はよくあります。こんなとき,ミカンを食べられるのは「素直な子どものこころ」をもて行動している人じゃないかと思います。
私も,こんな場面では,神様に「いただきます。」と言ってぱくっとミカンを食べられる人でありたいと思っています。